製作日誌JZX81チェイサー

JZX81は90系に比べてラジエータとエンジンまでの隙間が狭く風抜けが良くないですね。
純正ターボ車でラジエータ隙間が狭い車の冷却に厳しい車はスバル系でBG5が81に寸法的にぴったり収まります。
スバルは強力な薄型電動ファンが付いています。
しかもサイドフロー式です。
社外サイドフローはかなり高額なのでその効果を制作テストしてみます。
純正のサイドタンクコアは樹脂製なのでその部分をアルミで新規制作します。
ラジエータホースの口も自由に決められるのでサイドタンクに仕切りを作り水色)、右にラジエーター口(緑色)、冷却水はラジエータ内をUターン(赤色)する構造にしてラジエータコアを有効に使う形状にします。
純正のサイドタンクはカシメられているのでツメを起こせば簡単に外れます。


コ型アルミ材でタンクを作ります。
仕切り板も作り溶接します。
純正の取付位置にステーを制作してラジエータを固定します。

ラジエータキャップ下に社外水温センサー、電動ファン用水温センサーを取付れれるようにします。
エンジン側アッパーホースの向きも変更します。
アッパーホースとウォーターポンプを繋ぐバイパスパイプを穴埋め加工します。
サーモスタットレスにしても水温が厳しい場合はバイパスパイプからエンジン内で冷却水が循環してラジエータに循環するのが減り水温が下がらない事があるのでその対策です。
電動ファンとセンサー類を取り付けて完成です。
A/Tクーラーは何かの純正品を取付ます。
まあ、そう遠くないうちにM/T化するので空いている所に簡単なステーで取付けます。